ЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖ       働くあなたの公的年金&保険         知っ得情報 NO.129     2012.02.15. ЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖ ■■■■■■■■■■■■目次■■■■■■■■■■■■ ★保険&年金基礎知識〜在職老齢年金のお話〜 ★トピックス〜低所得者の年金加算〜 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 今年は、大変に雪の多い年ですね。 雪国のご苦労がしのばれます。 それにつけても、早く暖かくなってくれるといいですね。 今回、いわゆる”在老”、正確には在職老齢年金のお話です。 ========================================================== ★保険&年金基礎知識〜在職老齢年金のお話〜 ●”在老”とは 在職老齢年金とは、60歳以降も厚生年金に加入し、 会社から給料を受けている場合に、年金額と給料額を合算して、 基準額を超えると年金の一部が支給停止(減額)されてしまうという制度です。 在職老齢年金制度については、以前メルマガに書きましたが、 ざっとおさらいをしましょう。 当初、年金支給は年齢要件と「退職」をしていることが条件でしたので、 在職中は年金が支給されていませんでした。 しかし、それでは、就業意欲を損なうという理由から、 昭和40年にまず、65歳以上の在職者には年金額の8割を支給、 そして昭和44年からは60歳前半の在職者にも減額した年金を支給する こととなりました。 昭和61年、厚生年齢被保険者の年齢が65歳未満と定められ、 65歳以上の在職者は、厚生年金の被保険者とはせず、 給料を支払われていても、厚生年金の被保険者ではないので 年金を満額支給することとなりました。 しかし、現役世代の負担軽減のため、 平成12年65歳以降の年金調整が再導入され、 平成14年厚生年齢被保険者の年齢を70歳未満と引上げされ、 平成16年年金制度改正により、 平成19年4月から70歳以上の方は、厚生年金の被保険者ではないが、 在職老齢年金を適用することが決まりました。 ●70歳以上の”在老”は? 保険料の支払いは不要でも、年金額との調整は続きます。 手続きは、70歳到達を理由として厚生年金の被保険者資格を 喪失させるのですが、 同時に「厚生年金保険70歳以上被用者該当・不該当届」も提出し、 退職で喪失させるのか、70歳以降も継続して働くかを届出します。 で、70歳以降も給与と年金額の調整が継続し、退 職、死亡する以外はずっとこの調整が続くということになります。 現実には、70歳を超えても継続して働く方は多くはないと思いますが、 極端な話、死亡するまで満額の年金が支給されないということです。ふぅ。 ========================================================== ★トピックス〜低所得者の基礎年金加算〜 10日に民主党の年金作業チームが低所得者の基礎年金加算について 月額6000円を一律加算し、 また保険料納付免除期間に応じて 最大1万666円を上乗せすることを決めたとの報道がありました。 月7万円の最低保障年金と現行制度の受給額の差額がこの額とのこと。 対象は、 家族全員が住民税非課税、年金を含めた全所得が6万6000円以下で 500万人程度が対象となる見込み。 当然、どこかを削らなければならないとなれば、 当然高額年金受給者がターゲットになることは必至ですよね。 ========================================================== 〜〜〜〜〜〜編集後記〜〜〜〜〜〜〜 西尾は、完全に風邪を克服し、 おかげさまで、食欲もバリバリ全開です。 しかし、やはり、ここ一番!免疫力を高めんと、 三嶋亭の(一番安い)お肉で、すき焼きをしました! すき焼きのいとこん、お野菜、しいたけ、みんな美味しいですよね! ビールが進むこと。 これで、風邪も全快です。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ********************************************************* 年金についてのご相談なら 西尾雅枝社会保険労務士事務所 社会保険労務士&年金コンサルタント 西尾雅枝 〒604-8155 京都市中京区錦小路通室町東入ル 占出山町308 ヤマチュービル2F N10 電話&FAX(075)241-4586 メールinfo@nishio-sr.com WEBサイトhttp://www.nishio-sr.com ブログhttp://nishiosr.weblogs.jp/nishio/ *このメールマガジンの無断転載・転用は固くお断りいたします。* ********************************************************* ---------------------------------------------------------- 働くあなたの公的年金&保険知っ得情報 発行システム:『まぐまぐ!』http://www.mag2.com 配信中止はこちら』http://www.mag2.com/m/0000180112.html -----------------------------------------------------------